最高のヘッドホン環境を!dSONIQ Realphones2

RealphonesはEQ補正だけではなく、仮想のスタジオをヘッドホンに再現します。簡単に言えば、自宅ヘッドフォンでまるでスタジオのような整った音が聞けるということです!

また、正確に再現するために、様々なヘッドフォンのモデルのEQチューニングがされています。各ヘッドフォンへの対応状況は公式サイトを参照してください。
https://www.dsoniq.com

おすすめな人
・ヘッドフォンで作曲やMixをする人
・ヘッドフォンで環境にこだわって音楽を聴きたい人
・映画やアニメを良いリスニング環境で見たい人

目次

実際に使ってみて

作曲やミックスの際、Music Studio I Optimisedというスタジオを好んで使っていたのですが、結論とっても良かったです。具体的には、各トラック間の音量調整がとても綺麗にできるようになりました。

ボーカルの音量調整に困ってる人には特におすすめできそうです!ヘッドホンではLは左耳、Rは右耳というふうに聞こえるのですが、現実(スピーカー)ではLR共に左右の耳に届くんですよね。いい意味で音が混じって聞こえる。これが再現されるからなのか音量調整がしやすかったです!また音を左右に振るときもより正確に判断できるようになったと感じています。

スタジオを再現というより、シンプルにスピーカーで作業ができない人にもおすすめできると感じました。また、スピーカを正しく使用するには音の反射や距離を計算したりと、セッティングを適切に行う必要がありますが、Realphones2を使用すれば、面倒な手間なく良い環境を手に入れることができます。

他にスタンドアローンで使用することができるため、Youtube等で音楽を聴くときや、サブスク、アニメ鑑賞の際にも使用することができます。

様々な環境を再現!?

音楽スタジオの再現だけでなく、車のスピーカーやクラブ、音楽ホールを再現したものがあるため、このプラグインが1つあれば、様々な環境での聞こえ方のチェックができます。

自作した曲や、Mixした曲をスマホに送って、イヤホンや車でチェックしていた人はこのプラグインを購入するだけでその手間を省くことができるかもしれません。

スタンドアローンでリファレンス曲を聞ける

先ほども少し紹介しましたが、参考曲(リファレンストラック)を流すときにもすごく便利です。

リファレンス曲をYoutube等でスタンドアローンで聴いて、Dawではプラグインを使用することができます。
また、環境の切り替えがワンクリックで行えるため、とても手軽に複数の環境で音源を確認することができます。

デメリット

どんな製品も完璧ではないので、注意したいポイントもあります。

まずは日本語でのレビューや説明が少ないこと。音楽制作などを目的としている人は慣れっこかもしれませんが、海外の製品ですので少しハードルが高いと感じる人もいると思います。

パソコンの負荷は多少増えると思います。私はスペックもりもりのPCを使用しているため、気になりませんでしたが、 仮想環境を再現するため、低スペックのPCでは不便を感じる場合があるかもしれません。

それと、正確なミックスをするなら設定を固定するのが大事です。環境をいろいろ切り替えすぎると耳が混乱するので、作業中は1つのモードに決めておくのがおすすめです。

私はMusic Studio I OptimisedのNear ,Mid,Farの3つをスピーカーを使用しています。
EQはNear、その他の作業はMid、リバーブの確認や全体の確認を使用する際、限定的にFarを使用しています。基本の作業はMidで主に行なっています。

まとめ

Realphones2は、「ヘッドホンだけでもミックスをもっと確実にしたい」という人にとって、とても有効なツールだと思います。

私自身、普段の作業の中でもう手放せない存在になりました。無料のお試し期間を使用した後、すぐに製品を購入しました。買い切りで2万円程度だったと思います。

特に、MDR-MV1などフラットなモニターヘッドホンを使っている人には相性が抜群です。今のところMDR-MV1に対応してるスタジオ再現のプラグインは私の知る限りではRealphones2だけです。

もしヘッドホンでの作業に少しでも不安を感じているなら、試してみる価値は大きいと思います。気になった方は無料でお試しできるのでぜひ試してみてください。

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