新たな春サブスク開始聞きに行く

V-EQ4を使ってみよう!ボーカルを魅力的に仕上げるミックステクニック

ボーカルミックスで「温かみと明瞭さを加えたい」「クラシックなトーンを再現したい」と感じたことはありませんか?そんな時におすすめなのが、WavesのV-EQ4です。このプラグインは、Neve 1081 EQをモデルにしたもので、特にボーカルに温かみとパンチを加えるのに効果的です。今回は、V-EQ4を効果的に使うためのテクニックを詳しく解説します。

目次

V-EQ4とは?

V-EQ4は、クラシックなアナログEQをデジタルで再現したプラグインで、Neve 1081 EQのサウンドキャラクターをモデルにしています。温かみのある低音域と、明瞭でパンチの効いた中高音域を作り出すことができ、ボーカルミックスに最適です。特に、ロック、ポップス、ソウルなどのジャンルでその効果を発揮します。

基本的な操作

V-EQ4の操作は非常にシンプルで、ボーカルのトーンを細かく調整することができます。以下、V-EQ4に搭載されている各コントロールについて説明します。

Low Shelf(低域シェルフ)

低音域をブーストまたはカットします。ボーカルに豊かさを加えたい時に使用します。例えば、100Hz付近をブーストすることで、ボーカルに厚みを加えます。

Low Mid(低中域)

低中域の周波数を調整します。ボーカルに豊かさを与えつつ、不要なこもりをカットすることができます。通常、220Hz~330Hz付近を調整します。

High Mid(中高域)

中高域の周波数を調整します。ボーカルに明瞭さやプレゼンスを加えるために使用します。特に、3kHz~5kHzの範囲をブーストして、ボーカルがミックスの中で前に出るようにします。

High Shelf(高域シェルフ)

高音域をブーストまたはカットします。ボーカルに輝きやクリアさを加えるために使用します。例えば、10kHz以上をブーストすると、ボーカルに空気感が加わります。

High Pass Filter(ハイパスフィルター)

特定の低音域をカットします。通常、ボーカルの低域を整理するために80Hz~100Hz付近でカットします。

V-EQ4を使ったボーカルミックスの実践テクニック

ボーカルに温かみを加える方法

Low Shelfを100Hz付近で少しブーストして、ボーカルに温かみと豊かさを加えます。同時に、High Pass Filterで80Hz以下をカットし、不要な低音を整理します。この設定により、ボーカルがしっかりとミックスに馴染み、厚みのあるサウンドになります。

ボーカルに明瞭さを与える方法

High Midを3kHz~5kHzの範囲でブーストして、ボーカルに明瞭さと存在感を加えます。これにより、ボーカルがミックスの中でしっかりと前に出るようになります。また、High Shelfを適度にブーストして、ボーカルに輝きとクリアさを追加します。

不要なこもりを除去する方法

Low Midを220Hz~330Hz付近で軽くカットして、ボーカルのこもりを除去します。この操作により、ボーカルがクリアでスッキリとしたサウンドになり、他のトラックとの混ざりが良くなります。

ボーカルに輝きを加える方法

High Shelfを10kHz以上でブーストして、ボーカルに輝きと空気感を加えます。これにより、ボーカルがミックスの中で華やかに響き、プロフェッショナルなサウンドが得られます。

まとめ

V-EQ4は、ボーカルに温かみと明瞭さを加えるための強力なEQプラグインです。簡単な操作でプロフェッショナルなサウンドが得られ、ボーカルをミックスの中で一段と引き立たせることができます。あなたのミックスにV-EQ4を取り入れて、ボーカルに独特のクラシックなキャラクターを加えてみてください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次